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「借方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

借方の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
の一人が記内を訪ねて来て、鶏の鍔を注文した。記内は早速承知して殿様お手飼の鶏の拝借方を申し出た。この鍔師が細工はすべて写生をもととして、物の形なり、動作なりを生....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ありませんでね」 火事で蔵本が焼けてしまって、補欠のために筆写をさせて、それを借方《かりかた》へ廻しているということはこの前に聞いたが、その筆耕が足りないこと....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
、事業に投下した動産資本を所有する企業者は、一般的経費として、地代・賃銀・利子を借方に記入し、またこれらを企業者勘定の貸方に記入せねばならぬ。この方法をとれば、....
巷説享保図絵」より 著者:林不忘
の間に、ささやかな経机、硯《すずり》箱、それに、壁に特別のこしらえをして、貸方、借方、現金出納、大福帳などの帳簿が下がっている。状差しに来書がさしてある。口のか....
ある完全犯罪人の手記」より 著者:酒井嘉七
ことは、たといそれが幾多の人間を助けることを意味したとしても、自分の貸借対照表の借方の側には、その行為が、大きく「負債」として記されている。私は自分の命が終るま....