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倶利伽羅谷
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「星女郎」より 著者:泉鏡花
を並べ、鍵の手に鍵屋の店が一昔以前あった、片側はずらりと板戸で、外は直ちに千仭の
倶利伽羅谷、九十九谷の一ツに臨んで、雪の備え厳重に、土の廊下が通うのである。 ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
聞いたが、そこを越えて、金沢へはいった。――金沢へ着く夜の夕方は、おりふし夕月の
倶利伽羅谷を過ぎたので、車を下りて、月下に、義仲と京軍の古戦場を一望した。しかし....