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「偉才〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

偉才の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
社会時評」より 著者:戸坂潤
象は説得的であるよりも咏嘆的だと云ってもいいかも知れない。一つにはこの福田門下の偉才は同時に優れた詩人であり(氏のゲーテ研究はよく人から聞く処だ)、少くとも歌よ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
モノハ、粛然トシテ恐レ、茲《ここ》ニ神人ナザレ村ノ青年ヲ見ルト共ニ、ジョットーノ偉才ニ襟ヲ正サザル無カルベシ。 ミケランゼロモ、ダビンチモ、耶蘇ノ有スル無限ノ悲....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ていない)、しかも改作をさえ蒙っているが、淡白平明で、尊氏・義詮、それから京方の偉才として摂政関白太政大臣に経上った二条良基らの絶讃を博した。良基の『近来風体抄....
三国志」より 著者:吉川英治
陽人士のあいだでも、二人を目して、兄たり難く弟たり難しといっています」 「そんな偉才か」 「上天文に通じ、下地理を暁り、謀略は管仲、楽毅に劣らず、枢機の才は孫子....