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偉躯
「偉躯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
偉躯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「元禄十三年」より 著者:林不忘
たことをいうな。」 といった兄には、やはり、ちょっと兄らしい重みがあった。その
偉躯《いく》とともに、武芸家として、また、世事に通じた大名らしくない大名として、....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
承ったが、これは実に両々相待って火花の散るような壮観を呈したのを覚えている、長身
偉躯にして白髪白髯慈眼人を射るブース大将の飾らざる雄弁を引き受けて短躯小身なる山....
「三国志」より 著者:吉川英治
鋒に任じ、また虎威将軍の号を以てその職に封じた。 さらに、また、 「これは汝の
偉躯に似合うであろう」 と、鮮やかな錦の戦袍と黄金の鎧とを、王双に賜わった。 ....