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偏固
「偏固〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
偏固の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
頭は露西亜の文学の近代的気分に触れてもその中に盛られた自由思想を容れるには余りに
偏固になり過ぎていた。 二葉亭が小説家型よりは国士型であるというは生前面識があ....
「法然行伝」より 著者:中里介山
後で顕真座主がいうのに、法然房は智恵は深遠だけれども、どうも人間に聊《いささ》か
偏固な欠点がある。 法然は顕真座主のこの言葉を聞いて、 「人間というものは自分....