偶力[語句情報] » 偶力

「偶力〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

偶力の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
方則について」より 著者:寺田寅彦
れば、その感応によって周囲の物との間に引斥力が起る。また地球磁場等の影響はこれに偶力を及ぼす事になる。その磁場は諸天体にも感応し反対に諸天体の磁場もまたこれに影....
立春の卵」より 著者:中谷宇吉郎
ということをいう。釣合の位置から少し動かした場合に、旧《もと》の位置に戻るような偶力が出て来る場合が、安定なのである。卵が立っているような場合は、よく不安定の釣....