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傑僧
「傑僧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
傑僧の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
護神にして、僕はドルイド呪僧と闘わねばならなくなったのです。貴方は、あの愛蘭土の
傑僧がデシル法――(註)に似た行列を行うと、それがドルイド呪僧を駆逐して、アルマ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
五年で帰った時、奉仏兼大婬で高名な則天武后|親《みずか》ら上東門外に迎えたほどの
傑僧で、『寄帰内法伝』は法師がかの地で目撃した所を記した、法螺《ほら》抜きの真実....
「ヨーロッパ的性格 ニッポン的性格」より 著者:坂口安吾
に大きなお寺、サツマで最大のお寺であり、そこのニンジという禅僧は、サツマきっての
傑僧であったのだと思います。 ザヴィエルは、このお寺を借りまして、キリスト教の....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
きに人生観は広げられて行くと説くのであります。この例としては、徳川時代の臨済禅の
傑僧白隠禅師がよく引合いに出されます。禅師は信州飯山で正受老人の指導によってさと....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
った上皇の侍側にあって、一糸、烏丸光広などと共に、陰にあって、勤王精神に篤かった
傑僧であった。 寿齢八十五、寛文元年十月|寂。 法嗣として、十六哲がある。 ....