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備考
「備考〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
備考の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
になったのは、そうした東京人の心理状態を強く裏書しているのではあるまいか。 ▲
備考 この傾向は紐育《ニューヨーク》のような大都会になると一層烈しいので、同市の....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
ん。これ二論派の明白なる区画にしてかの帝政論派との関係もまた実にここにあり。 〔
備考〕個人自由とは近来わが政論社会に行なわるる文字なり。今改進論派を吟味するに当....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
明治四十二年六月二十二日開通 自古川橋|至目黒停車場前 大正二年九月十八日開通
備考 所在明示の為め別紙電車運転系統図を添付す 以上 之が古我判事の手許に届....
「一票の教訓」より 著者:宮本百合子
八名 二〇名 僧侶 三名 ― 二名 ― ― ― 二名
備考 「其他」には職業政治家をふくむ。 そして、婦人代議士となった婦人たちの....
「家常茶飯 附・現代思想」より 著者:森鴎外
Werke.) 題号 種類 発行年 発行地
備考 Leben und Lieder. 詩 1894 ....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
――地名も高度も水深も――すっかり書いてあったが、ただあの赤い十字記号と書込みの
備考とだけがなかった。シルヴァーの苦悩はひどかったに違いないが、彼にはそれを隠す....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
にならんでおり、それに括弧して受持学科名が書いてあった。そして、その右に点数欄と
備考欄とがあったが、点数欄には五点というのが一つあるきりで、あとはみな四点以下だ....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
の欄に、「大河無門、二十七|歳、千葉県、小学校代用教員、中学卒」と記入してあり、
備考欄には、「青年団生活には直接の経験なきも興味を有す」と何だかあいまいなことが....
「多神教」より 著者:泉鏡花
わず袂をふるい、腰を刎ねて)ほう、ほう、のりつけ、のりつけほう。のりつけほう。〔
備考、この時、看客あるいは哄笑すべし。敢て煩わしとせず。〕(恁くして、一人一人、....
「奉行と人相学」より 著者:菊池寛
と云う噂がある。同人から、金銭を恵まれたる貧民は、数限りもないほどである」と云う
備考書がついていた。 本来ならば、佐渡送りの罪科であるが、その
備考書に、心を動....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
は非である。 文化四年(1807)出版の丹波頼理《たんばよりよし》著『本草薬名
備考和訓鈔《ほんぞうやくみょうびこうわくんしょう》』にはサワアザミが正しく鶏項草....
「郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
趣味と比較する時、両者の異なる詩人的気質が、おのずから分明して来るであろう。 (
備考。この句の第三句は、多くの句集に「なりけり」となってるが、平安朝の言葉をもじ....
「読倫理教科書」より 著者:福沢諭吉
を促すの効用いかんにおいては、いささか足らざるものあるが如し。 されども編末の
備考に、「この書に載するところはただ倫理の要領のみにして、広く例を集めつまびらか....
「小学教育の事」より 著者:福沢諭吉
ることなれば、いささか余が所見を述《のぶ》ること左の如し。各地方小学教師のために
備考の一助ともならば幸甚《こうじん》のみ。 小学教育の事 二 平仮名と....