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傷寒論
「傷寒論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
傷寒論の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
燵《こたつ》にあたっておられたそうだ。頭寒足熱《ずかんそくねつ》は延命息災の徴と
傷寒論《しょうかんろん》にも出ている通り、濡れ手拭は長寿法において一日も欠くべか....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
が、相応に薬礼をよこすから、足を留めていたものゝ実は己ア医者は出来ねえのだ、尤も
傷寒論の一冊位は読んだ事は有るが、一体病人は嫌えだ、あの臭い寝床の側へ寄るのは厭....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
りませんから、いよいよ図に乗って、 「山東洋、ヨク三承気ヲ運用ス。之《これ》ヲ
傷寒論ニ対検スルニ、馳駆《ちく》範ニ差《たが》ハズ。真ニ二千年来ノ一人――」 ....
「雁」より 著者:森鴎外
を紹介した。岡田は築地にWさんを尋ねて、試験を受けた。素問と難経とを二三行ずつ、
傷寒論と病源候論とを五六行ずつ訳させられたのである。難経は生憎「三焦」の一節が出....