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「傾向性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

傾向性の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近頃の話題」より 著者:宮本百合子
与重郎、中河与一、倉田百三等、この一、二年来の新日本主義的提唱とともに既に顕著な傾向性を示すと共に一般からおのずからなる定評を与えられている諸氏以外に国文学その....
私も一人の女として」より 著者:宮本百合子
には楽です。そして、それ等の作品の土台となる社会の現実の多様な面から、そのような傾向性を強調し、とり出して来ようとする。 楽な方向へクッションのある方へ方へと....
哲学入門」より 著者:三木清
れることにおいてその特殊的な、自己に閉じ込められた存在からいわば救済されるという傾向性をもっていると語っている。マルブランシュは関心や注意を「魂の自然的な祈り」....
省察」より 著者:デカルトルネ
というのではなく、かえって悟性のうちにおける大きな光から意志のうちにおける大きな傾向性が従ってきたゆえであって、かようにして私がそのことに対して不決定であること....