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「僉議〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

僉議の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
枚草一把を儲けて橋に渡し、筏《いかだ》に組みて竜宮城へ渡らんといいければ、小猿の僉議《せんぎ》に任せて、各板一枚草一把を構えて橋に渡し、筏に組みて自然に竜宮城に....
三国志」より 著者:吉川英治
ほ。……それは意外な詔だが、しかし、朝臣の意向は」 「百官を未央殿にあつめ給い、僉議も相すみ、異口同音、万歳をとなえて、一決いたした結果です」 聞くと、董卓は....
私本太平記」より 著者:吉川英治
て衝動は大きかった。朝敵尊氏ということばは、宮中公然な声になった。 連日の公卿僉議である。そのふんい気といい宮廷内の緊張は、かつてのどんな時局にも例をみないほ....