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像法
「像法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
像法の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
定している。弥勒菩薩という御方が出て来るのだそうです。そうして仏様の時代を正法・
像法・末法の三つに分けます。正法と申しますのは仏の教えが最も純粋に行なわれる時代....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
と同じように。釈迦の予言によれば、釈迦滅後、五百歳ずつを一区画として、正法千年、
像法千年を経て第五の末法の五百年に、「我が法の中に於て、闘諍言訟して白法隠没せん....
「親鸞」より 著者:三木清
史観がいかなるものであるかを見よう。 正像末三時の思想は、仏滅後の歴史を正法、
像法、末法の三つの時代に区分する歴史観である。この三時の際限に関しては、末法は正....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
上衣に、式着の三枚しか持たないのが僧団の規則だったようです。 しかし、それさえ
像法時代といって、人々を眼で見ることから、崇高な感じを起させ、道に入れなければな....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
法の最初の五百年に生まれられたものとして信じられているのであるが、実は末法以前の
像法に生まれられたことが今日の歴史ではどうも正確らしい。私はこれを知ったとき、真....