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僧位
「僧位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
僧位の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
あった。そのあとでは、なんと言って頼んでも、けっして説明をしてくれなかった。彼は
僧位というものを何も持っていなかった。単に一介の僧侶たるにすぎなかった。これはき....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
父の圓太郎が、枯木の倒れるようになくなった。つづいて兄の玄正がなくなった。これは
僧位進んで小石川極楽水の是照院へ転住した。永年の思いがかなってひと安心したことが....
「法然行伝」より 著者:中里介山
名刹《めいさつ》の上下でさえも焼き打ちが始まる宗教的確執、我慢の時に於て、何等の
僧位僧官も無い平民僧の法然が、彼等の上に立って先達を勤むることが是認せられるとい....