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僧供
「僧供〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
僧供の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻」より 著者:芥川竜之介
帰るのである。
それからまた内供は、絶えず人の鼻を気にしていた。池の尾の寺は、
僧供講説《そうぐこうせつ》などのしばしば行われる寺である。寺の内には、僧坊が隙な....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
「河内どの。折からこよいの二人には、よい肴ではあるまいか。平家のむかしと聞く千
僧供養とやらの燈籠を見るよりはまだ美しい沖の景物。……眺めをさかなに、ひとつ酌も....
「濫僧考」より 著者:喜田貞吉
けたる也。ランソウと呼ぶべきをラウソウと云ふ。弥しどけなし。(下略) とある。濫
僧供の事は、「後二条関白記」寛治六年正月十九日の条、「人事記」久安五年十一月十日....
「濫僧考補遺」より 著者:喜田貞吉
は、この北山に非人供養の施場を設けた。同年の条に、 之。 とある。これいわゆる濫
僧供なるもので、その施場は後の北山十八間戸の起原をなしたものだと言われている。北....