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「儒道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

儒道の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
は一朝一夕のゆえにあらざるなり、本朝古代のありさまはこれを知ること詳ならず。漢土儒道の入り来たりし以来、わが国人はその感化を受けたること多からん、支那仏教の渡り....
連環記」より 著者:幸田露伴
三位までに至った人で、贈従二位大江|維時の子であった。大江の家は大江|音人以来、儒道文学の大宗として、音人の子玉淵、千里、春潭、千古、皆詩歌を善くし、千里は和歌....
日本男子論」より 著者:福沢諭吉
者ありて、日本国に道徳の根本標準を立てんなど喧《かまびす》しく議論して、あるいは儒道に由《よ》らんといい、あるいは仏法に従わんといい、あるいは耶蘇《ヤソ》教を用....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
衆は唯々諾々、一言も疑問を起こすことなし。かつ、日本にて従来講ずるところの仏道・儒道ともに、その理の高尚なることはるかにヤソ教の右にあれば、宣教師の日本に来たり....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
芸諸能の道となせば、万事において、我に師匠なし。いまこの書を作るといへども、仏法儒道の古語もからず、軍記軍法の古きことも用ゐず、この一流の見立、実の心をあらはす....