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儷
「儷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
儷の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「画室の言葉」より 著者:藤島武二
好 一双高睡海棠春 これまた海棠と白頭鳥を描いたものであるが、そこには老来伉
儷相和するの意が寓されていることを知るのである。 東洋画には東洋画の伝統がある....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
が相貌も才学も人に優れているのを見て、この人の妹ならと思ったからである。然るに伉
儷をなしてから見ると、才貌共に予期したようではなかった。それだけならばまだ好かっ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
得るかよりほかには、妥協というものが利かないんだから、やりきれない。父の定めた伉
儷《こうれい》が成立してみれば、自分の作った恋愛はあきらめなければならぬ、それを....