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元宵
「元宵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
元宵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
方を占領していました。そうして、毎年正月十五日から五日のあいだは、明州府の城内に
元宵の燈籠をかけつらねて、諸人に見物を許すことにしていたので、その宵々の賑わいは....
「阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
の小部屋へ持って行ってひとり寝た。彼は言い知れぬ新しみと元気があった。蝋燭の火は
元宵(正月)の晩のようにパチパチと撥ね迸ったが、彼の思想も火のように撥ね迸った。....