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「元山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

元山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
爆弾太平記」より 著者:夢野久作
五、六、七月頃の巨済島入佐村、九、十、十一月の釜山、方魚津、甘浦、九龍浦、浦項、元山方面へ行って御覧なさい。先生のように爆薬漁業を不正漁業なんて云っている役人は....
十二支考」より 著者:南方熊楠
マトンテの半男女神はこの鳥を使者とし、その信徒に媚薬として珍重された。今村鞆君|元山府尹《げんざんふいん》たり、近く『増補朝鮮風俗集』を恵贈さる。内に言えるは鮮....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
モノだろうと思って、居ても立ってもいられなくなりましたのです。幸い天王会の本殿は元山賀侯の御本邸で、達也様なら内情におくわしかろうと御案内をたのみました。山賀侯....
淡紫裳」より 著者:佐藤垢石
である。なるほど、これでは魚はこの川に棲めないと思った。 夕方、長箭や温井里や元山津の愛棋家が三、四十人集まって、我々の歓迎会を開いてくれた。 夜汽車に乗っ....
撥陵遠征隊」より 著者:服部之総
《カナキン》を先頭とする欧米商品は日本商人の独占的仲介を経て釜山《ふざん》から、元山《げんざん》から、旧朝鮮を揺動かしつつあったくせに、依然日本以外の国にたいし....