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元応
「元応〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
元応の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪の宿り」より 著者:神西清
め取ってしまいます。これも夜火でございましたが、粟田口の花頂|青蓮院、北は岡崎の
元応寺までも延焼いたし、丈余の火柱が赤々と東山の空を焦がす有様は凄まじくも美麗な....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
失脚したので為世の独擅場である。すぐその年、後宇多院から院宣が下り、中一年措いて
元応二年に奏覧に供した。『続千載和歌集』である。二代の撰者たり得た得意は思うべき....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
いた。 これには、ふたりにとって忘れがたい、そもそもの思い出もある。 あれは
元応二年の春。 皇后の実家方、西園寺ノ入道|実兼の北野の別荘に、桜狩の行幸があ....