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元方
「元方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
元方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「厳島合戦」より 著者:菊池寛
うのがつかまった為、其|在所が分った。 弘中三河守は、大聖院へひき上げたが、大
元方面へ退いた味方の軍の形勢を見て、折あらば敵を横撃せんと、機会を覘っていたが、....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
で、巻二十五に上下がある。細に検するに期待に負かぬ善本であった。素『医心方』は巣
元方の『病源候論』を経とし、隋唐の方書百余家を緯として作ったもので、その引用する....
「志士と経済」より 著者:服部之総
は、同志|之《の》者にて去年来別して懇意の間柄ゆえ、この者の伝手《つて》をもって
元方の片山に直《じか》談判させ、御国名を出さぬよう値段も格安に鉛硝石共買入させる....
「世間師」より 著者:小栗風葉
買いに行く者、肴を拵える者、その中には万年屋の女房も交って、人一倍|燥いでいる。
元方の銭占屋は気のない顔をして、皆のする様を見ていた。 一同は階下の例の大餉台....