元禄模様[語句情報] » 元禄模様

「元禄模様〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

元禄模様の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊人形」より 著者:宮本百合子
のは表の小さな店にも、台所にも見えていなかった。 日露戦争がすんだころ、東京で元禄模様、元禄袖などと一緒に改良服というものが大流行した。歴史のありのままの表現....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ものを見せられました。 座敷では今、清澄の茂太郎が踊っているところであります。元禄模様の派手な裲襠《うちかけ》を長く畳に引いて、右の手には鈴を持ち、左の手では....
駅夫日記」より 著者:白柳秀湖
プラットホームに現われたが、ちょっと大槻に会釈してそのまま階段の方に歩む。手には元禄模様の華美な袋にバイオリンを入れて、水色絹に琥珀の柄の付いた小形の洋傘を提げ....