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兄弟弟子
「兄弟弟子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兄弟弟子の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
ん、溝《どぶ》の中へ投《ほう》り込まれて黙っている奴はねえ、殊に相手は剣術遣い、
兄弟弟子も沢山有りましょう、構ア事はねえ押込んで往《い》けと二十人も遣《や》って....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
母親の十三年忌に当りますから、天竜院に於て立派に法事を営み、親方の養子夫婦は勿論
兄弟弟子一同を天竜院へ招待して斎を饗い、万事|滞りなく相済みまして、呼ばれて来た....
「回想録」より 著者:高村光太郎
帰って来たが、兎に角この人が一番古い。それから林美雲は前に述べたように以前は父と
兄弟弟子だったが、東雲歿後は父を師匠代りにして来ていた。今はもう亡くなって了った....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
ように交際しました。それで、世間では、光明氏も光が附き、私も光が附いているので、
兄弟弟子ででもあるかのように、余り仲が好いものですから思っていた人もありました。....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
よく焚火をかこめといったが、伊織はなかなかそこへ寄らないのである。泥棒の城太郎と
兄弟弟子となることを敢て拒否するような顔つきなのだ。 だが沢庵と城太郎とが、睦....