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先占
「先占〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
先占の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
繁茂が実におびただしいために、櫂が利かず、遡ったものがない。従って、国際法でいう
先占の事実というやつが、パラグァイ、アルゼンチンのどっちにもない訳である。日本人....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
ハッタリじゃあるまい。それに、この探検にはひじょうな意義がある。じつは、国際法の
先占問題にも触れている」 と、私に固唾をのましたその「
先占」とは。例をわが国に....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
も決して住居の方に、鶏見たように呑気でないことは、早く巣作るものが形勝と安全とを
先占し、よっぽど遅くなってから、巣箱の店借りに来るのでも察せられる。既に多くの人....