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「先朝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

先朝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
い和親を講じても曲直は明らかにせねばならない、攻守の覚悟はもちろんの事であるが、先朝においてすでに開港を差し許され、皇国と各国との和親はその時に始まっている、こ....
源氏物語」より 著者:紫式部
として忠告した。大臣も断わり切れずに太政大臣になった。年は六十三であった。事実は先朝に権力をふるった人たちに飽き足りないところがあって引きこもっていたのであるか....
三国志」より 著者:吉川英治
、荘院のうちへ迎え入れた。古びた田舎|邸である。 「申しおくれました。自分儀は、先朝にお仕え申していた司徒崔烈の弟で、崔毅という者であります。十常侍の徒輩が、あ....