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「光厳天皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

光厳天皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
量仁親王こそ、おふさわしい」 いやおうなく、それは実現となった。北朝第一の帝、光厳天皇は、この皇太子である。しかるになお、持明院方では、 「はや、十年はすぎて....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ただ二度ほどの例外はぜひなくあった。 いちどは、幕府が新たに立てた持明院統の光厳天皇が御位につき給うまえに、後伏見、花園の二上皇の旨をうけた西園寺ノ大納言|....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ぶって赤松勢がなだれこんだ合戦の日には、洛内数十ヵ所から兵火がもえあがり、新帝(光厳天皇)の宮居もあやうくみえたほどなので、後堀川の大納言、三条の源大納言、鷲ノ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ふらず駈けて行った。 そこの一|郭には、三月十二日の合戦いらい、北条氏の奉ずる光厳天皇をはじめ、以下の公卿百官が、こぞって避難してきたため、大内の皇居はいまや....
私本太平記」より 著者:吉川英治
|経通や二条の関白|良基らも、古例や先例や、いろんな理窟をつけてついに、北朝の後光厳天皇として、践祚を見るにいたったものだった。 「受禅(皇位譲渡の式)もなく、....