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光年
「光年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
光年の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「放送された遺言」より 著者:海野十三
りかえてついに最初の機械の百五十倍に達する感度を備えた装置を作り上げ、これで数万
光年に相当する遠距離にある遊星からの無線電話もたやすくとらえたうえで、これをエス....
「予報省告示」より 著者:海野十三
七個の惑星であるが、彼らがこの宇宙移住に成功するためには最短路をとるとして約一千
光年の距離を翔飛せねばならず、実際に目的地へ到達し得る者は全体の一パーセント程度....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
から太陽まで届くのに一〇年掛るということが分った。それでこの距離を表わすのに一〇
光年という言葉を使う。一
光年の距離はすなわち、約一〇万億キロメートルであって、地....
「旅愁」より 著者:横光利一
なく、肋骨の間を音もなく吹きぬけて行くような、冴えとおったうす寒い、人里はなれた
光年の啾啾とした私語であった。
矢代は城砦にあたる外廓の一つ向うに見える翼形の....
「霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
人なんて棲《す》んでいないらしいというのだ。 しかし宇宙は広大である。直径十億
光年の大宇宙の中には、地球と似た遊星《ゆうせい》も相当たくさんあるにちがいないし....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
番遠いところだ」 「どのくらい遠いのかしら」 「ここからはかった距離が二億五千万
光年――というと、光の早さで走って二億五千万年かからないと、いきつかないところで....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
ン博士は前言を再確認したあとで、特に言葉に力を入れて、次の如くいった。 「四十億
光年の直径を持っている大宇宙に、星の数は十五億個、そして宇宙の年齢は、大体十六億....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
「たしかに、そうだ」 と、山岸中尉は軍服の膝を、はたとうっていった。 「十数億
光年の広さをもったこの宇宙には、何百万、何千万とも知れない無数の星があって、それ....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
天文学者であり、いつも星の光を研究していたが、ちょうど今から六年前、地球から十万
光年の遠方にある名もしれない星を発見した。そのときこの星の光を分光写真にとってし....
「自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
前さえ思い出せないほどの多数のものが、それがまた今度は九の右脇へ零を一〇もつけた
光年半径、すなわち光の速さで通っても九〇〇億年もかかるほどの広い半径の中に散在し....