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光暈
「光暈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
光暈の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魔都」より 著者:久生十蘭
ライの聖堂であろう。
日比谷の向うの長い地平線《スカイ・ライン》は一種夢幻なる
光暈に包まれ、緑の、青の、赤の、黄色の、明滅する、旋回する、飛発する、ありとあら....
「墓地展望亭」より 著者:久生十蘭
とんど全部消灯され、ところどころに、一つ二つ点っているのが、霧の中でぼんやりした
光暈《ハロオ》をかいていた。線路も、跨橋も、指示標《シグナル》も、給水槽《タンク....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
て、そのすえは同じような色の空のなかへ溶けこんでいる。雪の大海原。しんとした蒼い
光暈《ハロオ》の中を、たった一人で進んで行くと、このまま月の世界へでも入って行っ....