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「光電管〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

光電管の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人造人間事件」より 著者:海野十三
、その下に切り込んだ三日月形の口孔の奥には高声器が見え、それから円らな二つの眼は光電管でできていた。また両の耳は、昔|流行ったラジオのラッパのように顔の側面に取....
人造物語」より 著者:海野十三
機械が前にのべた音の場合と同じように働き出すことである。これは、眼の内側などに、光電管があって、光が来ると、それがために電流を生ずるもので、その電流は増幅され、....
赤外線男」より 著者:海野十三
外線を左の壁から右の壁へ、噴水を横にとばしたように通して置くのだ。右の壁の中には光電管といって赤外線を感ずる真空管のようなものが秘密に仕掛けてある。人の通らぬと....
什器破壊業事件」より 著者:海野十三
、訪問者が入口のところに立ったとき、自動的に身長を測ることにしています。もちろん光電管をつかえば、わけのないことです。あの入口の上をごらんなさい。一・五七と、ま....
変った話」より 著者:寺田寅彦
ルムを巻いた回転円筒が使われ、棒に刻んだ線を人間が眼で見て烽火を挙げる代りに真空光電管の眼で見た相図を電流で送るのである。 自働電話の送信器の数字盤が廻るとき....