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「兌換券〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

兌換券の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
骨董」より 著者:幸田露伴
はない、やはり一種の手形じゃまでなのであろう。徹底して観ずれば骨董も黄金も宝石も兌換券も不換紙幣も似たり寄ったりで、承知されて通用すれば樹の葉が小判でも不思議は....
認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
たが、併し現実の流通は云わば金貨で行なわれるのではなくて、夫々の文化領域に特有な兌換券で行なわれる、と云っていい。つまり夫々の文化領域は夫々特有な思想のジャンル....
贋紙幣事件」より 著者:甲賀三郎
んはそんな事は知らないと云った。そうして紙幣と云っているけれども、あれは正しくは兌換券と云うもので、日本銀行と云う銀行が発行しているので、兌換券と云うのは、そこ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
。(訳者注 図中の文字も念のために訳出す) 国王の名において 十リーヴル兌換券 軍需品代として交付す 平和確立とともに償還す 第三部 第一〇三九〇号....
新生の門」より 著者:林芙美子
造一人。 七十歳未満では、窃盗四人、殺人一人、嬰児殺し一人、放火三人、賭博一人、兌換券偽造一人。 こんなふうな統計ですけれど、十八歳から二十歳前後には、案外....