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党首
「党首〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
党首の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
たらしかった。
来年早々ロンドンで開かれる軍縮会議の下相談に、イギリスから労働
党首相のマクドナルドがワシントンへ出かける計画が発表された折からであった。こんど....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
スト》だと言っている人間は、まあ大がいそんなものと見ていい。昔僕は、ドイツの社会
党首領ベーベルなぞは、大隈の少し毛のはえたくらいのものだろうと言ったことがあるが....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
人民による選挙と国会開設を求める自由民権運動に参加した十九歳の岸田俊子(のち自由
党首領中島信行・長城の夫人。号湘煙・中島飛行機製作所長中島知久平の母)や、小学校....
「一票の教訓」より 著者:宮本百合子
あることを直感しはじめているのではないだろうか。 諸新聞には、三土内相その他政
党首領たちの言葉として、制限連記制が不適当な方法であったことを強調された。婦人代....
「便乗の図絵」より 著者:宮本百合子
たり、さもなければ、でっぷり艷のいい二重顎にふとって、白いバラなどを胸にかざった
党首としてあらわれたりしている。 言論・出版の自由は、世界の公約であるけれども....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
である。一九四七年四月に行われた第二回総選挙の結果、社会党が第一党となった。社会
党首班の内閣を組織するについては保守政党との間に幾多の紆余曲折があった。日本にお....
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
、町の人々におそれられている、父はいつも口をきわめて当代の知名の政治家、大臣、政
党首領などを罵倒する、文部大臣のごときも父は自分の親友のごとくにいいなす、それを....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
、という点には目はつぶっていたのである。バチ当りな政友会ではあるが、ファッショに
党首を奪われておきながら、精一杯に、国体明徴・機関説排撃・美濃部・金森・一木排撃....
「選挙に対する婦人の希望」より 著者:与謝野晶子
。国民党にしても、その少数党の微力を以て到底容易に政権に近づきがたい所から、その
党首の機智的命令に従い、自暴半分に唯だ奇兵を用いて国民の耳目を惹こうとし、この度....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
堂々と大々的に写真入りの号外を出して、そして堂々と罰金を食った新聞があった。保守
党首領という政界大立物の横死には規則によって、沈黙を守っても、一闘牛士の異変を伝....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
なきものとして、少数党内閣として事に当らければならないと言明しております。二つの
党首を持ち、二つの異なっている政策を持つのが、現実に自由党の姿であるといわなけれ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
沼郡の三郡ほとんどは、新田の党が、古くから耕してきた土だった。 それらの門戸の
党首を、誰々といえば、 大井田経隆 羽川刑部 風間信濃之助 烏山太郎|時....
「社大党はファッショ化したか?」より 著者:戸坂潤
あろう。かつて近衛首相が各大政党の領袖を招いた挙国一致政策の支持を求めた際、安倍
党首が唯々諾々として引き下ったということも、少なからずファッショ化の名を高からし....