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兜の星
「兜の星〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兜の星の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鎮西八郎」より 著者:楠山正雄
。」 と思い返して、わざとねらいをはずして、義朝の兜に射あてました。すると矢は
兜の星を射けずって、その後ろの門の七八|寸もあろうという扉をぷすりと射ぬきました....
「初恋」より 著者:矢崎嵯峨の舎
のはというと弓で,百歩を隔てて、柳葉を射たという養由基、また大炊殿の夜合戦に兄の
兜の星を射削ッて、敵軍の胆を冷やさせたという鎮西八郎の技倆、その技倆に達しようと....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
ざりますまい。」と、小坂部はわざと取り鎮めて言った。「さりとて武家の妻や娘が敵の
兜の星を見るまで唯おめおめとしていられましょうか。女子にはまた女子だけの覚悟もご....