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入党
「入党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
入党の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「事実にたって」より 著者:宮本百合子
上田で藤村の「破戒に学ぼう」と闘っているニュースをのせ、四日には「新春いろどる新
入党」と作家・芸能人の
入党記事はなやかだった。すべての記事が選挙闘争めざしてプラ....
「文学について」より 著者:宮本百合子
ず、立候補しないことなどから言われることでしょう。 わたしは、一九三一年十月
入党後、前後五回の検挙投獄を経験しました。しかし組織の秘密は守られ、屈服しなかっ....
「ケーテ・コルヴィッツの画業」より 著者:宮本百合子
によって語られている。それによると、ケーテ・コルヴィッツは一九三五年、ナチスへの
入党をこばんだために、ヒトラー政府から画家として制作することを禁じられた。当時ケ....
「女の手帖」より 著者:宮本百合子
一人の特攻隊長が、自身の責任と人民の不幸とに刺戟されて、社会的解毒剤たる共産党に
入党したという記事があった。若き率直さをほむべきかな。「選挙対策」に腐心して、一....
「現実に立って」より 著者:宮本百合子
た。自分ではっきり立候補の計画をもっている婦人たちは、ふさわしいと判断した政党に
入党手続をしたと報道されているし、立候補を予測されている人の中で、自分は絶対に立....
「一票の教訓」より 著者:宮本百合子
の首領であり得ることも、おどろかれるし、現職のまま幣原首相が進歩党の総裁となって
入党したことも、民主とはかかることにさえつけられる名称かと、日本の民主主義の異常....
「肉親」より 著者:宮本百合子
ように思わせるからである。 憲法・民法が個人の自由を示しているこんにちでさえ、
入党を親にかくさなければならない娘たち、夫にかくれて党を支持する妻がある。こうい....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
合法左翼なら組織出来るという風には到底考えられまい。進歩的な分子が社大党に追々と
入党しつつある現下の事情の下に、労協の政党化は徒らに合法政党を二重化することによ....
「あとがき(『宮本百合子選集』第十五巻)」より 著者:宮本百合子
さまざま生活の波瀾に苦しい経験を重ねた末、一九四五年(昭和二十年十二月)共産党に
入党した。それから結婚した。党員小池富美子として発表された「女子共産党員の手記」....
「年譜」より 著者:宮本百合子
じめて共産党の機関紙が合法的に出版された。代々木に党本部の事務所がもたれた。私も
入党した。 十二月、この本部の二階広間の畳の上で、合法的第一回、実質的には第四回....
「心から送る拍手」より 著者:宮本百合子
六十八歳になられた作家森田草平氏が
入党されたということは、多くの人にいろいろと語りかけるいみを持っています。人間は....
「自由人」より 著者:豊島与志雄
政党とはそのようなものですよ。だからもし、政見が一致する党派が見つかって、それに
入党するにしても、まず中立で当選して、その後のことにした方が有利です。」 次第....
「実践について」より 著者:中井正一
んだ。早速本屋から三千円の前渡金が来た。 ついに告示のあった翌日、森戸辰男氏の
入党要請の電報を契機に社会党公認候補として知事戦に乗入れることとなったのであった....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
めないで敗れた社会党を選んで、国鉄、新産別、日教組、自治協、総同盟、炭労等々大量
入党を開始した。亦四月大会では労組関係の六十五名の代議員を認めて再建方式を定めて....
「社大党はファッショ化したか?」より 著者:戸坂潤
的に抑々何を意味するかを、いささか述べなくてはならぬ。 私はさきに、社会大衆党
入党の動機を説明して、夫が反ファシズム綱領をかかげているからと云った。だが反ファ....