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入浸る
「入浸る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
入浸るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「食魔」より 著者:岡本かの子
ダンより、上方のモダンの方が調子外れで薬が強いとされていた。 鼈四郎はこの店に
入浸るようになった。お互いに基礎知識を欠く弱味を見透すが故に、お互いに吐き合う気....
「二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
気分の血は二葉亭にもまた流れていた。 その頃の書生は今の青年がオペラやキネマへ
入浸ると同様に盛んに寄席へ通ったもので、寄席芸人の物真似は書生の課外レスンの一つ....