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入舎
「入舎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
入舎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
父の家に寝起《ねおき》していた。試験を受けて高等学校へ這入《はい》れれば、寄宿へ
入舎しなければならないと云うので、その相談まですでに叔父と打合せがしてあるようで....
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
これもまた袖で鼻汁《はな》拭《ふ》く湾泊盛《わんぱくざか》り(これは当今は某校に
入舎していて宅には居らぬので)、トいう家内ゆえ、叔母一人の機《き》に入ればイザコ....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
期限が附してあって、来六月六日に必ず舎内に徙れということであった。 然るに保は
入舎を欲せないので、「母病気に付当分の内通学|御許可|相成度」云々という願書を呈....