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入閣
「入閣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
入閣の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戦雲を駆る女怪」より 著者:牧逸馬
立に飢えている時、大統領エリオットに特赦《とくしゃ》されて、マルヴィ氏はふたたび
入閣したが、議会の反対党は彼を忘れなかった。 「マタ・アリ! マタ・アリ! マタ....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
気がして来た。と云うのは、部内に於ける最も革新的な分子と見做されている板垣中将の
入閣に対して、他ならぬ軍主脳部自身が絶対反対を唱えたと云うからである。之によると....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
及ばなかった岡田海軍大将が内閣の首班として乗り出して来て、政友会には平大臣として
入閣を交渉するような始末になった。独り政友会に限りはしないが、何と云っても一等ガ....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
先生の信念でね。」 次郎は、田沼先生が、二月二十六日の事変後に組織された内閣に
入閣の交渉をうけたのを、即座に拒絶した、という新聞記事を見たのをふと思いおこした....
「三十年前の島田沼南」より 著者:内田魯庵
なかったのはこれがためであった。 松隈内閣だか隈板内閣だかの組閣に方って沼南が
入閣するという風説が立った時、毎日新聞社にかつて在籍して猫の目のようにクルクル変....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
。 二十二年片山社会党内閣が成立し、当時の西尾書記長が国務大臣兼官房長官として
入閣した。私はこのとき、西尾書記長の後を引受けて書記長代理を八ヵ月つとめたのが、....
「近衛内閣の常識性」より 著者:戸坂潤
し始めた。永井・中島の両氏は、政党離脱などという条件を課せられずに、政党人として
入閣を許可されたが、それも民政わずかに一名ずつの子供だましの類であり、而も党代表....