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「全中〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
、赤いクッションの色の褪《さ》めた半世紀前の古椅子だった。信輔はこの二脚の椅子に
全中流下層階級を感じた。同時に又彼の友だちも彼のように父を恥じているのを感じた。....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
まった。ね、あなたはユリのための教育の方法としての思いつきと、ユリが日々の感情の
全中心をどこにおいて暮しているか、その点での同感と、よく見くらべて下すったのかし....