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「全句〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

全句の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
さぬだろうと思って、間もなくその考えを捨ててしまった。 そこで、次に僕は、その全句を二つないし三つの小節に分けようと試みたのだ。そして、それには訳もなく成功す....
俳句の精神」より 著者:寺田寅彦
。一方ではまたこの「蜂の巣」の雨にぬれそぼちた姿がはっきりした注意の焦点をなして全句の感じを強調している。この句を詠んだ芭蕉は人間であると同時に、またこの蜂の巣....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ク文字、傍線付の言葉などが、頭韻《とういん》法や反覆法――一語の、一行の、または全句の――などとともに、きわめて重要な役目をさせられていた。またあらゆる国の言語....