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全戸
「全戸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
全戸の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
や野菜を持って入場料の代りにしている。上北郡十和田村では、昭和六年十一月、七百戸
全戸に病人があり、三戸《さんのへ》郡猿辺村では三百戸
全戸に二百五十の病人があると....
「保久呂天皇」より 著者:坂口安吾
保久呂湯は一番低いところにあった。その中間に他の九軒があって、それが保久呂部落の
全戸数である。 保久呂湯は今では誰にも知られないが、昔はかなり名の知れた霊泉だ....
「白峰の麓」より 著者:大下藤次郎
、石垣に沿える小道を通って、私どもは宗忠の家に立よった。 下湯島の村は、数年前
全戸殆ど火の禍をうけたため、家は皆新しい。上湯島には萱葺の屋根多きにここは板屋に....
「三国志」より 著者:吉川英治
かるうちにその年も暮れた。そして正月十五日の夜は、毎歳、上元の佳節として、洛中の
全戸は、紅い燈籠や青い燈を張りつらね、老人も童児も遊び楽しむのが例になっている。....