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「全権公使〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

全権公使の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
民の生活を知らなければならぬ。東禅寺に浪士の襲撃を受けた英吉利《イギリス》の特命全権公使サア・ルサアフォオド・オルコックは我我日本人の音楽にも騒音を感ずる許《ば....
こころ」より 著者:夏目漱石
《いっさいしゅじょうしつうぶっしょう》と書いた塔婆《とうば》などが建ててあった。全権公使何々というのもあった。私は安得烈と彫《ほ》り付けた小さい墓の前で、「これ....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
書記官をしたがえ、いずれも礼服着用で、その二階の広間に集まりつつあった。英国特派全権公使兼総領事パアクス、仏国全権公使ロセス、伊国特派全権公使トゥール、普国代理....
鼻の表現」より 著者:夢野久作
の鼻を見忘れたか」 なぞいう古い科白もある位で、大抵の場合自分というものを示す全権公使には鼻が指定されるようであります。 この二つの実例は何でもない事のよう....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
て、フランスオーストリア両軍とも市内に入れさせなかった。 それから、ロンドンへ全権公使として行くことになったが、英国王が承知しない。結局辞職してロンドンへ来た....