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全農
「全農〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
全農の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「共同耕作」より 著者:宮本百合子
りすかしたりした。 小作連は洒落《しゃれ》や冗談で争議を起したんじゃない。すぐ
全農東京府連の××村支部へ指導をもとめて来た。深田とのかけ合いは、組合のさしずで....
「一九三二年の春」より 著者:宮本百合子
右手にすぼめたままもっている傘をふって挨拶した。この人は宿屋をしているが塩尻町の
全農に関係し、作家同盟から出ている文学新聞なども読んでいる。前日塩尻町に講演会が....
「簡略自伝」より 著者:佐左木俊郎
明治三十三年(1900)宮城県|岩出山町|在の中農の家に生まる。当時既にこの層の没落は、
全農民階級中最も甚しく、私の家もまたその例にもれず只管に没落への途を急いでいたの....
「ソヴェト労働者の解放された生活」より 著者:宮本百合子
の勤労者はヨーロッパ戦争前の賃銀の平均三倍の賃銀を貰っている。 ソヴェト同盟の
全農戸の半分が集団農場に組織された。 集団農場で働く農民の収入は、個人耕作をや....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
、元気のいいつむのように彼方から此方の村へと飛んだ。 一九二九年には、ソヴェト
全農戸の五〇パーセントが集団農場化し、農民の心理は急速に変化しはじめた。生産手段....
「反動ジャーナリズムのチェーン・ストア」より 著者:宮本百合子
三〇年に、五〇パーセントの増収を見た。そして、この七月の統計によるとソヴェト同盟
全農戸の六〇パーセントが集団農場に組織された。 森君は、マルクシズムとか、階級....
「労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
ひどい搾取を無制限の権力によって、勤労大衆の上につづけて来たのだ。 農村では、
全農家の七割が貧農経営であって、地主による半農奴的な搾取がつづけられている。労働....
「今にわれらも」より 著者:宮本百合子
ために、随分富農や反動分子との闘争を経て来た。 第一次五ヵ年計画のすんだ今では
全農戸の七割が集団農場化し、耕作機械、刈入機械の配給所は三千百ヵ所にまで殖えた。....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
のみでなく、青森県の産業組合党設立準備に官吏の関与せるものあり、新潟県下において
全農支部に対し県当局より日本主義転向を勧告せる事実がある。これ等は一部官僚がその....
「飛行機の下の村」より 著者:宮本百合子
×と闘争をはじめたのは昨日今日のことではない。旧労農党時代からだ。近隣の三部落も
全農支部を組織して勇敢に闘争している。中でもこの部落は四・一六と二・一六とに犠牲....
「大衆闘争についてのノート」より 著者:宮本百合子
金の免除、ギセイ者の即時釈放、家族の生活保証」のスローガンで、隣村との共同闘争、
全農全会の拡大。漁民の組織化のために。 革命的大衆団体は神奈川地方団協、全協地....
「霊的本能主義」より 著者:和辻哲郎
た、すでに半農主義ある以上半商主義も可なり、半教師主義もよし。否、余裕があるなら
全農も全商もよい。要は「人間の本領」を失わない事である。この決心のもとに虚栄と獣....