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全逓
「全逓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
全逓の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一九四七・八年の文壇」より 著者:宮本百合子
きて文学サークル協議会が確立し、『文学サークル』という雑誌が出るようになったし、
全逓新聞の応募小説になかなか優秀なものがあって、その七篇が『檻の中』という小説集....
「その柵は必要か」より 著者:宮本百合子
サークル活動がたかまり、「町工場」その他労働者によってかかれる作品がでてきたし、
全逓の文学コンクール、国鉄の集団的文学活動など新しい民主的文学の芽がもえだした。....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
化活動は、支離滅裂に流れてゆく商業的な文学の空気を貫いて文学サークルを生み出し、
全逓従業員の文学作品集『檻の中』、国鉄の詩人たちの詩集、自立劇団の誕生につれて続....
「国際民婦連へのメッセージ」より 著者:宮本百合子
階級の組織力によっておされているからです。最も退嬰的であると考えられていた教員、
全逓・官公庁の職員も婦人をこめて今は前線に進んでいます。農民組合は日本全国にわた....
「離婚について」より 著者:宮本百合子
しい扶養者をもたざるを得なくなっていることなどで、自由な結婚はなかなか出来ない。
全逓の従業員組合は、十数万の結婚適齢従業員のために、結婚資金を要求した。生きて働....
「新しい潮」より 著者:宮本百合子
つぐ涜職事件で日本の民主化は、瓦石をかぶった。ゆうべ、花束をもって国会を訪問した
全逓の婦人たちの話が放送された。公務員法案に賛成の議員はこのつぎに選挙しないため....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
時から四時間労働で三〇円とるということに誘われて応募した。そしたらば、一日おいて
全逓のワイルド・キャットが始った。学生たちは非常におどろいた。彼等は自分たちが労....
「今年こそは」より 著者:宮本百合子
クと永年の搾取に対して、決して忘れてはいないと思います。丁度吉田内閣で首切られた
全逓のどんな組合員でも、自分がどういう政府によって生活を奪われたかと云う事、そし....
「ヤミ論語」より 著者:坂口安吾
ばクビになるばかりだから、争議も起されぬ。これは気の毒なことである。 反対に、
全逓などというところは、ストが有力な武器になる。そこでストをやる。問題は、この連....