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全音
「全音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
全音の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
いてはさほど大でないが、清元《きよもと》および歌沢《うたざわ》においては四分の三
全音にも及ぶことがあり、野卑な端唄《はうた》などにては一
全音を越えることがある。....
「潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
、頭のなかでは、それまで分離していたいくつかの和声旋律が合して、急に一つの荘厳な
全音合奏となりとどろいた。 そして、その夕からはじまった急追を手はじめにして、....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
が馬を曳いて逃走して死刑に処せられた。不正貨幣の鋳造者は死刑に処せられた。犯罪の
全音域中の楽音を鳴らす者の四分の三は死刑に処せられた。そうしたところで犯罪防止に....