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「八万〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

八万の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
俊寛」より 著者:芥川竜之介
。もっともおれの使ったのは、京童《きょうわらべ》の云う悪口《あっこう》ではない。八万法蔵《はちまんほうぞう》十二部経中《じゅうにぶきょうちゅう》の悪鬼羅刹《あっ....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
五〇スタディアと言われていたので、これから計算して地球の周径は二四万、あるいは一八万スタディア(四万あるいは三万キロメートル)となった。 アリスタルコス(Ar....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
死んで埋っているのも少くないとの事である。 ◯この前の雪の日の盲爆(二・二五)に八万の罹災者を生じたが、今度はその数倍らしい。 ◯今日は三日月だが、罹災者の姿痛....
灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
澹たる猛火の名残を留めていた。 眇たる丸善の損害は幾何でも無いが、一万三千余種八万巻の書冊は其数量に於てこそ堂々たる大図書館の十分一将た二十分一にも過ぎないが....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
が報ぜられていた。そしてその罷工の勢いが日ましにはなはだしくなって行って実際七、八万の坑夫がそれに加わったようだった。しかるに、多くの資本家新聞には、毎日ほんの....
少年探偵長」より 著者:海野十三
。それで今手つけ金として二万円おいてまいります。これから家へかえって、のこりの十八万を持ってきますから、それをわたくしに売ったものとして下さい」 「へえーッ。ど....
暗号の役割」より 著者:海野十三
颯爽たる首領ぶりだった。 「中へ踏み込む人員は、おれと碇と、それから豹太、沙朗、八万の五名だ。あとの者は、手筈に従って外に散らばって油断なく見張っていろ」 中....
地軸作戦」より 著者:海野十三
あ、銀行まで来たまえ。どうせ君は、金を受取らなきゃ、喋りゃすまいから……」 十八万ルーブルは、相当かさばって、ポケットに入りにくいものだと感じながら、わたくし....
月世界探険記」より 著者:海野十三
織女星を目がけて、グングン高くのぼり始めた。 地球から月世界までの距離は、三十八万四千四百キロメートルという長いもの、それをこの新宇宙艇は、僅か十日間で飛び越....
梵雲庵漫録」より 著者:淡島寒月
夜になるといつも夜店が一杯に並んだものだった。その頃は幕府|瓦解の頃だったから、八万騎をもって誇っていた旗本や、御家人が、一時に微禄して生活の資に困ったのが、道....
悪因縁の怨」より 著者:江見水蔭
はなされまい。何しろ御旗本でも御裕福な六浦琴之丞様。先殿の御役目が好かッたので、八万騎の中でも大パリパリ……だが、これが悪縁になってくれなければ好いが、少々心配....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
(わが金およそ一千三十万円) 新教派に 百五十五万一千六百フラン ユダヤ教に 十八万九百フラン そのほか新教、ユダヤ両宗礼拝所に 四千フラン ミュジュルマン宗に....
西航日録」より 著者:井上円了
おそらくは世界を震動させるときがあろう。) 米国の名物は鉄道にして、その長さ十八万五千マイルにわたり、ほとんど自余の世界中の鉄道を合計せるものに同じ。しかして....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
口五十四万九千二百人。 第三はアデレード市(サウスオーストラリア州首府)、人口十八万一千二百八十五人。 第四はブリズベーン市(クイーンズランド州首府)、人口十三....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ブリュッヘル軍を攻撃すべくリーニーに向い前進した。 ブリュッヘルは三軍団の兵力(八万一千)をもって、リーニー川の線に陣地を占領し、英将ウエリントンの来援を頼んで....