八幡の藪知らず[語句情報] » 八幡の藪知らず

「八幡の藪知らず〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

八幡の藪知らずの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
次郎物語」より 著者:下村湖人
板から始まって、もうそろそろ右の黒板にうつらなければならなくなっていたが、何だか八幡の藪知らずに迷いこんだといった形になり、答が出るまでには、まだなかなか手数が....
小説 円朝」より 著者:正岡容
いなかったろう。 つくづくそうおもわないわけにはゆかなかった。ほんとうにそれは八幡の藪知らずのような、目もあやにややっこしい「芸」の怪鳥《けちょう》なく深山幽....
春泥」より 著者:久保田万太郎
れと同時にかれは、いい解くすべを知らない寂しさに身うちを引きしめられた。たとえば八幡の藪知らず……その藪の真ったゞなかの、どっちへ行ってもふさがれた行くてゞある....