八幡船[語句情報] » 八幡船

「八幡船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

八幡船の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ヨーロッパ的性格 ニッポン的性格」より 著者:坂口安吾
しておりましたけれども、間もなく彼はグレ出したのであります。後になりますと、例の八幡船という、半分は海賊みたいな、半分は貿易をやるような船に乗りこみまして、シナ....
加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
一 「小豆島紋太夫が捕らえられたそうな」 「いよいよ天運尽きたと見える」 「八幡船の後胤もこれでいよいよ根絶やしか。ちょっと惜しいような気もするな」 「住吉....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
。 残念だ。『千代田』は、眼の前の敵を見すてて、海の底へ底へと、のがれて行く。八幡船が強いか、海賊が強いか 昭和○年○月○日。 春あさい太平洋は、戦いの雲....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
西国の人民は一種の海賊組を組織して、しばしば朝鮮や明国の海岸をおびやかした。かの八幡船といい、胡蝶軍と呼ばるるのが即ちそれである。明国でも多年その侵略になやまさ....