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「八座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

八座の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
侍従を兼ぬと……運の早速なること更に筆端の及ぶ所にあらず……未だ三十に及ばずして八座(参議のこと)に加はる、実に言語道断の事か……眼前に公卿を見る、愚眼の宿運は....
私本太平記」より 著者:吉川英治
出ル の趣にも似て。――前の摂政ノ関白太政大臣から、左右の近衛ノ大将、大納言、八座の公卿、七|弁の高官、五位、六位の蔵人、諸司の宮人までが、むらがり寄って来た....
私本太平記」より 著者:吉川英治
勢もおびただしく、いつか三千余騎にもなっていたという」 「いずれにせよ、尊氏は、八座の宰相の身にありながら、君恩もわすれ、朝命も待たいで、無断、東下をあえてした....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
早く亡びたが、淡路にては大発達を遂げて、一時は人形座の数が四十にも及び、後には十八座となり、今もなお五六座は遺っていて、全国を興行してまわっているという。やはり....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
て彼らは普通に他の声聞師仲間と同一に扱われ、『弾左衛門由緒書』なる穢多手下の四十八座中には明らかにこれを数え、本居内遠の『賤者考』にもまたこれを列挙してあるよう....