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八海山
「八海山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
八海山の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
かのような意気組みで…… 「中古のころなりけん、ゑちごの国、うをぬまのこほり、
八海山《はつかいざん》のふもとなる雷村《いかづちむら》といふところに度九郎とよぶ....
「岩魚」より 著者:佐藤垢石
東端から南会津の方へ向かって続く万太郎山、谷川岳、茂倉岳、朝日岳、兎岳、牛ヶ岳、
八海山、中の岳、駒ヶ岳、銀山平など、奥上州の裏側に並ぶ越後国南魚沼の山地には、昔....
「越後の闘牛」より 著者:佐藤垢石
一 越後と上州の国境をなす谷川岳と茂倉岳を結ぶ背面の渓谷に源を発し、
八海山と越後駒ヶ岳の裾を北流して新潟県北魚沼郡川口村で信濃川に合する魚野川の川鮎....
「老狸伝」より 著者:佐藤垢石
り賞賛し得なかった。 昔から奥利根へは、出羽の熊捕り専門猟師が、越後の駒ヶ岳、
八海山、牛ヶ岳などをへて入り込んできたのであるから、私は山形県や秋田県の山々が、....
「利根の尺鮎」より 著者:佐藤垢石
ないのだ。 上州側には大刀寧岳と剣ヶ倉、白沢山。越後側に聳える兎岳、越後沢山、
八海山、越後駒ヶ岳などを合わせた山々は、標高僅かに七、八千尺に過ぎないけれど、人....
「瀞」より 著者:佐藤垢石
、上越国境を遮る六千五百尺の中ヶ岳が、屏風のように乗りだしていて、それから北方へ
八海山、越後駒ヶ岳が雄偉の座を構えて続いている。立秋を迎えれば山頂の気も、山村の....
「平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
されたる測量部の五万分一図出でて、地形はじめて明瞭となり、平ヶ岳(平岳に作る)を
八海山図幅に、鶴ヶ岳(影鶴山に作る)を藤原図幅に収めたり、地質調査所の二十万分一....