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八白
「八白〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
八白の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「路上」より 著者:芥川竜之介
「幾つだ、あのお藤《ふじ》さんと云うのは?」
「行年《ぎょうねん》十八、寅の
八白《はっぱく》だ。」
大井《おおい》はまた新に註文したウイスキイをひっかけな....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
巻、三壬生と島原の巻、四三輪の神杉の巻、五竜神の巻、六間の山の巻、七東海道の巻、
八白根山の巻、九女子と小人の巻、十市中騒動の巻、十一駒井能登守の巻、十二|伯耆《....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
てみると、新子もいつの間にか、御幣かつぎになっていた。自分が六白星だから、七赤、
八白、二黒の日は吉で九紫、三碧、四緑の日は凶であるなどと、朝刊の九星を気にしたり....
「死屍を食う男」より 著者:葉山嘉樹
ょう。 フト、新聞の「その日の運勢」などに眼がつく。自分が七赤《しちせき》だか
八白《はっぱく》だかまるっきり知らなければ文句はないが、自分は二黒《じこく》だと....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
未申《ひつじさる》――西南――の方、これを本命《ほんめい》二黒土星で見れば未申は
八白の土星に当るから坤《こん》となる。卦からいうと坤為《こんい》地《ち》といって....
「妖怪学」より 著者:井上円了
。九星の名目は左のごとし。 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤
八白 九紫 これを時に配し、日に配し、月に配し、年に配し、五行、相生、相剋の理....
「迷信解」より 著者:井上円了
い。その数が一より九までありて、これに一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、
八白、九紫の名を付し、これを年に配し月に配し、日および時に配し、かつ、これを五行....