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八省
「八省〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
八省の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
たくおなりになったふうで悄然《しょうぜん》としておしまいになった。式の終わるのを
八省院《はっしょういん》の前に待っている斎宮の女房たちの乗った車から見える袖《そ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
決して肯かない。既にシナ政府は各国連合軍を受けてその後和約が成った時に、シナの十
八省およびチベット、モンゴリヤ等の部分へ黄色な紙に書いたシナ皇帝の勅語を発した。....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
しい一|鞭の下に、車の輪を鳴らして駈け出した。大路を斜めに、狂奔する牛に付いて、
八省門へ入るつもりだったが、そこまで迂回する間も待てず、待賢門が開いていたのを幸....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
が、これまた、ひとかたまりに平伏している。 御庭の階下には、内弁、外弁、八座、
八省の公卿百官がしゅくと整列しており、その視線はすべて、義貞ひとつに自然そそがれ....