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「八衢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

八衢の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
川筋の景色も、幾多の冒険に慣《な》れた素戔嗚には、まるで高天原《たかまがはら》の八衢《やちまた》のように、今では寸分《すんぶん》の刺戟《しげき》さえない、平凡な....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ゃ。既に以て『日本書紀』に、天孫降下の間先駆者還って白《もう》さく、一神あり天の八衢《やちまた》におり、その鼻長さ七|咫《せき》、背長さ七尺余(まさに七|尋《ひ....
神鷺之巻」より 著者:泉鏡花
ていいか、それは、学者でも、教育家でも、たとえばお寺の坊さんでも、実地に当ると、八衢に前途が岐れて、道しるべをする事はむずかしい……世の中になったんですね。」 ....